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  • 執筆者の写真Takehiro Miura

メインクエスト終わりました。


感想


グラフィック

さすがにキレイです。その一方・・・

前作はマップの大半が砂漠ばかりといわれがちですが、

中盤からローマ建築やピラミッドもあるので結構変化あったんですが、

今作では1.6倍の広さとはいえ、森と海、町、拠点。

物語の登場人物も裕福層~中流層中心で生活感はあまり感じない。

ギリシャ神話も悪くはないんだけど

ピラミッドと比べると歴史的建造物のインパクトや神秘性とか

あんまないので全体的に変化がなく地味めでした。


キャラクター

前作「オリジンズ」では主人公の行動原理がハッキリしていたのに対して

今作の主人公はよく解らないですね。

(選択肢次第ではあるけど)「俺はスパルタ人だ」って言ってる割には

スパルタにはそれほど思い入れある訳でも無さそうだし、

バエクさんほど使命や悲壮感を抱えてないし、激情家ってわけでもなく。

基本的に温和で性格が明るいので、まぁ親しみやすいかも知れない。

生まれ故郷スパルタと家族、育った地ケファロニアと友人たち、

船長と船員、協力者、実父と秘宝など、主人は大小様々なコミュニティに属しつつ

それぞれは多少関連性はあるんだけど、集結するわけでもなく

それぞれとそこそこ仲良くしつつ、基本単独行動する

気のいい脳筋の兄(姉)ちゃん」くらいの印象しか無いですね(笑)

「アトランティスの門」のとあるシーンで衝撃の登場したときが最大の見せ場でした。

主人公はもしかしたら、他のシリーズに登場しなかったのが不思議なくらい

歴代アサシンの中で最も神に近い存在かもしれない、と思いました。

周辺の人物も全体的に印象は薄いです。

アルキビアデス とソクラテス以外は(笑)


メインクエスト

前作が主人公たちがエジプト人vs結社という構図が明確だったのに対して

スパルタとアテナイの対立が背景としてあるものの、

登場人物への感情移入がし難いこともあって、

とにかくよく解らないまま、アサシンというお使いで

スパルタ軍やアテナイ軍やカルト教団の拠点を殲滅しつつ

ついでに古代の秘宝を守る任務についたり

何が主人公がどこに向かってるのか曖昧なままでした。

各メインクエストもあっさりしたエンディングだったりで

例えるなら前作が「初代ガンダム」や「Z」で、

今作は「ZZ」って感じ…かな?


ゲームシステム

主人公が傭兵、つまり兵士に変わったので

前作猛威を奮った「ポインズンダーツ」と「死体に毒刺し」などの

暗器中心の「遠距離~中距離戦闘」から、剣や槍を駆使して

「中距離~近接戦闘」で戦うアクションゲームに変化しました。

それ自体は面白かったんですが「アサシンブレード」に代わる

「レオニダスの槍」の印象が薄かったのと、「制圧戦」などの

集団戦が戦略も何もなく単純に乱戦してる状態なので

「近所の公園でヤンキー集団が喧嘩してる」ような

こじんまりしてしまったのが勿体無いなぁ、と思いました。

もうちょっと行軍から参加するとか、部隊行動とか

スパルタだけにファランクスとか見たかったですね。


自分は目的地マーカー表示設定でやってましたが、

砂漠ばっかだった風景が鮮やかになったのはいいのですが

その分、アイコンが見にくかったです。


おすすめアビリティ(◎は必須、○は余裕がある時取得、ほかは好み)

○パッシブ系全部(攻撃力UP、特殊矢など)


◎セカンドウインド(回復 Lv差のある敵と戦う時必須)

◎シールドブレイク(盾破壊。Lv3だとふっ飛ばし過ぎ。Lv2で止め)

◎オーバーパワーアタック(単発DPS超高い)

○アレスの雄叫び(心持ち強まった気がする)

○スパルタキック(海や高所から突き落とし。ただし吹っ飛ぶのは中盤の敵まで)

○ 混沌の輪 (周辺スタン&ダウン。強いけど使うの忘れる)


○第六感(見つかった時に自動ゆっくり発動)

◎強烈射撃(威力高い・超遠距離スナイプ可能・少々格上でもHSで一撃)


◎英雄の一撃(常時発動可。アサシンダメージなのでLv1でも通常攻撃の数倍のダメージ)

◎ラッシュアサシン(ワープして連続アサシン)

◎クリティカルアサシン(少々格上でも一撃でアサシンできる)

◎ステルスマスター(Lv3+消費ゲージ40%減の彫刻装備で長時間透明化できる)


全体の感想

前作から間をおかず1年後にリリースされたので比較しやすく

厳しめに書きましたがアクションゲームとしては面白かったです。

自分は作業的ゲーは嫌いではありませんでしたので


想定内ではありましたが、前作と基本システムが似てるので

拡張シナリオパックという感は否めません。


前作もDLC含めるとなかなか良かったので、

今作のDLC「PS4版アサシンクリードⅢ」や追加要素に期待ですが

前作が80点、今作は65~70点という感じ。


興味のある人は

「オリジンズ」を先にやっみてもいいかも。


スピンオフだらけのシリーズの歴史では日本も出てきてますが

さすがに日本編は無いだろうなぁ。


「RDR2」を買おうかどうか迷い中。


↓以下ネタバレ含む。















みうたけルートあらすじ

スパルタの将軍を父に持ち、兵士となるべく厳しい訓練を受けつつ

妹(弟)も生まれてとそこそこ幸せだった子供の頃、

信託者の占いに従った父親に妹(弟)共々崖から突き落とされて

妹は行方不明、母も出奔、一家離散。


流れ着いた町で詐欺師に育てられて傭兵になって、

何となくなりゆきで地元のヤクザを殲滅してたら、

アテナイ軍相手にスパルタ将軍がんばり中の父親の居場所を知り、

行って過去の文句を言ったら父親逆ギレしてどっかへ行ってしまい、

(どうやら主人公たちが死んだと思って養子として迎えたらしい)

自分よりも10際上に見える老け顔の義弟と折角仲良くなったのに

親父を殺したと勘違いしてキレられてスパルタからも指名手配されてアテナイへ。


アテナイで反乱の兆しがあり、その糸を引いているっぽい

カルトのお茶会に潜入。洗脳されて幹部になった妹(弟)と再会。

自称神の一点張りで説得失敗。


なんとか母親とも再会。カルト教団の殲滅と妹の奪還することに。

母親から「一応、お爺ちゃんはレオニダスなの。

あー、そうそう、あなたには本当のパパがいるけど、

場所だけ教えるから詳しいことは本人から聞いて」と言われて行ってみたら

「はじめまして。ピタゴラスです。

はるか古代の人物のはずだって?まぁ秘宝パワーなんで気にすんな。

あと家族とかそういうのあんま興味ないんで、パパと呼ばないで。

そんなことよりこの古代人の遺跡、超科学アトランティスがカルトに見つかると

地球とか宇宙とか歴史とか危ないから封印して」といわれて封印しようとしたら

「やっぱ勿体無い俺のもんだ」とか言い出す始末(戦闘を選択するとビーム攻撃連発)

でもなんとか封印。ピタゴラス昇天。

(メインクエスト「アトランティスの門」完了)


何回か戦場で相まみえて説得しようとするものの、自称神の一点張りで

聞く耳を持たなかったカルト妹も、火サスみたいな「あの崖」で

秘宝「レオニダス」をポンと持たせたら我に返って改心。

スパルタ将軍父、頭の悪い副将義弟、自称神の妹、

基本殺マンレディの母、主人公の5人で

一家団欒、ギクシャクしながらも飯食ってめでたし。

(メインクエスト「果てしなき旅」完了)


残りのカルト教団のメンツも含めて(ほぼ全員)殲滅。

(メインクエスト「影の中から」完了)


あとはサブクエとレベル上げが残ってる感じです。

  • 執筆者の写真Takehiro Miura

今年前半のポケモン劇場が終わって、

7月からすぐに進撃の巨人3期にインしてました。


最初は7話からの参加見込みだったのですが

繰り上げで4話からになりました(笑)

そのあと、6話、8話、11話参加してました。

途中参加で3ヶ月間だけだったので、あっという間でしたね。


「進撃」って大変ってのをよく聞かれるのですが

作監的にはそれほどじゃなかったかも。

どっちかと総作監さん、演出さん、原画さんの方が

大変だったかもしれませんね。

シート、カメラ、芝居とか演出合わせ的な部分も少しだけ直しました。

こういうのはたまに演出経験しててよかったかな、と。


線の量が多い、描き込みが多いというのは確かに大変なんですが

ある意味、手数で作品を再現しやすいというのはありますね。

時間的にも人的リソースにも制約のあるテレビ作品で

ずっと動かすことは困難であるし、

止めカットで持たせられるかどうかというのもありますからね。

まぁその辺は適材適所ということで。


進撃班はポケモン班と共通して参加してる人間は殆ど居ませんでしたが

何人か世間話もできて後半は気楽にやれました。

皆気を遣ってたんでしょう、あんま神経質や悲壮感を漂わせず

雰囲気は良かったんじゃないでしょうか。

そういうのって大事ですね。


スタッフの皆様、お疲れ様でした!

  • 執筆者の写真Takehiro Miura

先日7/13に公開されました「ポケットモンスター みんなの物語」に

パート作画監督と原画で参加しました。


普段は深夜アニメに参加することが多いのですが、

今回は子供たちが見る作品ということで、

飽きさせない、観て楽しい絵になるか、

時にはスタッフのみなさんと相談したりして

あーだ、こーだ、考えながら作画するのはとても楽しかったです。


描きながら思ったのは・・・

「ピカチュウって割とでかい」

でした。


最初、頂いたコンテを読んで

「尺(作品の長さ)内で収まるのか?」

と思いましたが、それは杞憂でしたね。

過去作品以上に盛りだくさんで楽しめる内容になってると思います。

ぜひ観てくださいませ。


スタッフの皆様、お疲れ様でした!



・・・で、現在は7/22NHKにて放送開始の

「進撃の巨人」第3期に作監で参加しております。

またよろしくです~!

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